FP試験の難易度のホントのところ

~階級別・試験形式別に徹底検証!!~

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FP試験の難易度を一言で表現するのは難しい!?

「FP試験の難易度は?」と聞かれて、一言で説明できる人はまずいないと思います。
というのも、そもそもFP試験というのはひとつではなく、FP3級・2級・1級といった具合に複数の階級によって構成された試験だからです。一番下の階級であるFP3級と一番上の階級であるFP1級とでは、その難易度は天と地くらいの開きがあります。このあたりの感覚は、やはり複数の階級からなる英検や簿記検定に近いと言えるでしょう。

また、FP試験では学科と実技の2種類の試験が行われます。その両方を得意にしている受験生はあまりいないため、得てして「学科試験は易しいけれど、実技試験は難しい」といった、試験の難易度が高いのだか低いのだかよくわからないような声がよく聞こえてくることになります。こうしたこともまた、FP試験の難易度を一言で説明しにくい理由のひとつだったりします。

こうなると、FP試験の難易度について把握するためには、FP試験を全体で見るのではなく個別に、かつ試験科目や出題形式の違いを踏まえながら細かく見ていく必要がありそうです。3級・2級・1級の階級別、そして学科・実技の試験形式別の難易度の詳細については、当該ページをぜひ参考にしていただければと思います。

そもそもFP試験とはどんな試験なのか?

FP試験は、正式名称を「ファイナンシャル・プランニング技能検定」と言い、これに合格することで得られる資格を「ファイナンシャル・プランニング技能士」と言います。ちなみにこの「FP技能士」も、行政書士や社会保険労務士資格などと同じように、れっきとした国家資格となっています。

ファイナンシャル・プランニングという仕事、あるいはその専門家であるファイナンシャル・プランナーという職種自体は、日本にもだいぶ前からありました。しかし、資格としてのFP技能士が認知・注目されるようになったのは、ここ10年くらいのことです。というのも、金融財政事情研究会(きんざい)と日本FP協会という団体がそれぞれ個別に認定していたFP関連の資格を、国が音頭をとってFP技能士という国家資格に一本化したのが2002年。つまりFP技能士自体、実は比較的最近、制度化された資格なのです。

まだ新しい資格だからと言って、FPの資格の価値が軽いなんてことは決してありません。むしろ、時代や社会が求めるからこそ国家資格として新たに制度化されたわけで、それだけ時宜に適った資格だと言うことができます。そのことを裏付けるかのように、FP試験は毎年何万人といった単位の人たちが受験する人気の資格試験として、今や不動の地位を築くに至っています。

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